昨年11月ぐらいから、iPhoneアプリ開発を始めた。
もちろん受託Webサイト制作も引き続き行っていますので、並行しての自社プロダクト開発は滞ることも多い。2011年内に完成させる目標だったのだが、年末の仕事納め予定日を過ぎても終わらなかった。みんなで大掃除も大晦日もなくがんばって、完成したのは元旦早朝! 6時半頃に無事Appleへ登録申請し、現在は審査待ちである。
作ったアプリはなんとゲームだ。iPhoneで気軽に遊べるカジュアルなゲーム。
大人にも子どもにも、ひとりでも複数人でも、楽しんでもらえると思う。
テストに協力してくれた方々が遊んでくれている様子に、とても勇気づけられた(ありがとうございました!)。
初めてのことだらけなので、何をするにもドッキドキだった。
ああ、審査通ったらリリースだ、と思うと今この瞬間もドッキドキだ。
初めてサイトを作ったときのことを思い出す。1998年ぐらい……あのときは……どんな気持ちだったか……思い出したかったけどほとんど覚えてなかった。
ゲームの内容について詳しく述べたいし、スクリーンショットを置こうかと思ったけども、これ以上心拍数があがると危険な気がするので、まだ秘密にしておく。
タイトル横の画像はボツアイコン。
開発体制はおおまかには、私がデザイン、小川がプログラミング、竹田がコンテンツ作成という感じで分けられるが、企画やらUI設計やらは3人で行った。
そもそもの「何を作るか会議」をプレゼン大会形式でやってみて、それぞれがいくつかアイデアを出した。合計で10個以上あったんじゃないかと思う。だが結局その中からは決まらず、その後、人から助言をもらったり、悩んだり壊したり、アイデアが発展していったりして「ゲーム」を作ることになった。プレゼン大会ではゲームのアイデアはひとつも無かったのに。不思議だ。
そんなわけで誰かが特別にプロジェクトリーダーということもなく、みんなで作り上げた。
楽しんで作った。3人で集まってテストプレイしながら爆笑したりしてた。
何が儲かるとか儲からないとか、どうやれば成功するとかしないとか、毎日いろんな話が目に入ってくるけど、何が正しいのかって人に聞くだけじゃわからない。自分たちの頭で考えて実行していくだけだと思ってる。
せっかく学ぶことが好きで、もの作りができて、インターネットを活用できるのだから、やってみる。使ってくれる人がいれば幸いだし、いなければそれはそれでフィードバックのひとつだ。
次の企画も進行中。
今度はゲームではなく実用的なアプリになる予定だ。
いろんなものを作りたい。作ってく中で悩みたい。使ってて気持ちがいい、また立ち上げたくなるアプリを作れれば嬉しい。