学術的な何かを現場におろしたい

アクセス解析とユーザビリティなんとかがもっと近寄るといいなと思った。
とひとことで書くと語弊があるか。
定量調査と定性調査はどっちも専門分野なのでわかれがち、偏りがちという印象がある、という話。UCDな分野では統合されているだろうけど、現場では別れている。

アクセス解析を専門としている人が定性調査を軽視した発言をしているのを聞いたのがきっかけだ。量と解析を重視するあまり、サンプル数の少ない定性調査を軽んじる傾向があるようだった。アクセス解析に対する愛がそうさせている感じだったので、聞いていて嫌な感じはなかったがもったいない。

逆もあって、ユーザビリティテストにはまっている人が、アクセス解析やらアンケートやらをほとんど使っていなかったり。

どちらかがより効果的ということはなく、組み合わせてはじめてできること、はじめて出る効果がある。だが実際の現場としてそれらをバランスよく配分できていることは本当に少ない。人間は簡単に目の前の興味に圧倒されちゃうもんだ。

わたしは現場がとても面白いので、学術的な方面に深く突っ込んでいくことはないが、現場から遠いところにある知識や研究などをうまくおろしてこれたらいいなあと、試行錯誤している。
面白い方法を取り入れるためのハードルを下げるためにどうするか。どう言うかとか。

何かひとつの学問に集中していないかわりに、より全体を俯瞰的に見ることができるはずだ。
そのためにずっと学び続けたい。
興味があることは手当たり次第に学習している。興味の範囲がWebまわり、ビジネスまわり、人間まわりなので、だいぶ限定されているはずなので、手当たり次第で問題ないと思えてきた。

ひとつのことを深く深く研究できる人に憧れるけれども、その大変さと同じくらいの大変さをもって、たくさんの知識・経験をできればそれもまたスキルだ。
最近は学びたいものがまた増えた。自分が「何者か」が少しずつイメージできてきた、ような気がする。