ストレングス(強み)について、その後

以前のブログで、「ストレングス・ファインダー」について書いた今現在サーバが落ちているので、キャッシュでもリンクしつつ、要約するとこんな感じである。

ストレングス・ファインダーは、下記二冊の本のどちらかを購入した人が特典として利用できる、強み発見のテストである。YES/NO形式の質問に20~30分集中して答えると、自分の5つの強みが表示される。

テストでわかったわたしの強みは、以下であった。

  1. INCLUDER/包含
  2. LEARNER/学習欲
  3. ACHIEVER/達成欲
  4. POSITIVITY/ポジティブ
  5. MAXIMIZER/最上志向

これだけでも有用なデータであるし、これを意識することや、スタッフの強みを知ることでたくさんの変化も起こった。しかし見ていただければわかるように抽象的ともいえる言葉なので、これだけで「強みにフォーカス」していくことが難しいのも事実だ。

と思っていたら、この本の続編とも言える本が出ていた!
これは紹介せねばなるまい。

最高の成果を生み出す 6つのステップ最高の成果を生み出す 6つのステップ
この本には、5つのストレングス(強みの本質)を、より具体的な「強み」に落とし込み、さらに「弱み」を封じる、実際的な方法が書いてある。

さっそく試してみている。
一週間で強みと弱みの洗い出しを行うのだ。それからそれをステートメント化してフォーカスしていく感じ。

この本が面白いのは、おそろしく具体的であるところ(ちなみに具体的すぎるので、これは「自己啓発」を期待する人には不向きの本だと思う)。
著者が強みについてのコンサルティングをしていく中で、多くの人々がつまずいた点をもれなく書いてある感じなのだ。たとえば、「弱みの仕事をしない=嫌な仕事をしない=怠け者と思われる?」という不安への対処方法とか、上司の説得方法とか。上司の立場での部下への指導も書いてある。

弊社ではちょうど、より我々の強みを打ち出していこう、自分たちが情熱を持って取り組める仕事を増やしていこうと具体的に動いている時期なので、ナイスタイミングであった。

強みについては、またそのうち、経過報告します。

この人の前著「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」も非常におすすめであります。