Scrum勉強会終了。開発プロセスとかいろいろ。

Scrumとは? とヌーラボ橋本さんに質問したら、「勉強会する?」「する!」という感じで、とんとん拍子に決まったScrum勉強会が無事終了した。
お話ししてくださった橋本さん、来てくださったみなさん、ありがとうございました。

ヌーラボさんの会議スペースで、こじんまりと気軽に行われたのですが、途中、ヌーラボB氏による突っ込みや補足が入ったのもナイスであった。ありがとうございました。

Scrumはアジャイルな開発手法の一種だ。今回はそれだけでなく、他の開発プロセスについても話してもらったので、だいぶ理解が深まった。橋本さんが語ったのは、「Scrumは素晴らしいから使おう!」ということではない。長く試行錯誤され磨かれている開発プロセスの基本を知ることや使ってみること、デザイナとプログラマが同じボキャブラリーを持つことの大切さだったと思う。

わたしも開発プロセス(Web制作で言えばワークフロー)はベースを持って、フィットするようアレンジしていくものと思っているので、ひとつを学んで引き出しを増やすことができた。いかせるようがんばるぞー。

ソフトウェア開発の方々の言う、ウォーターフォールの実際や、アジャイルのニュアンスもようやく腑に落ちた。
Web制作は、ソフトウェア開発に比べて関わる人が少ない場合が多い。期間も短い。お客さんとのコミュニケーションも多い。戻りが多い。Web制作はアジャイルにならざるを得ないのである。というか、後戻りできないウォーターフォールをWeb制作で完全に実現することは、かなり難しい。

ソフトウェア開発の分野はWebより歴史が長いから、学べることは多い。憧れることもある。だが前提が大きく違うので、そのままメソッドを持ってくることはできない。
目指す場所が違うこともあるのだろう。

勉強会の最中よりも、その後にいろいろと考えさせられる勉強会であった。
橋本さんありがとうございました!
また気軽な勉強会やりましょうー。