Backlogで「カテゴリ」に何を設定するか

日々、Backlog(プロジェクト管理ツール)をがんがんに使っている弊社でございますが、@aqubiさんがちょっと便利な使い方を発見しまして、しばらくやってみたら良い感じだったので共有します。

Backlogでは、プロジェクトごとに「カテゴリ」や「マイルストーン」を設定することができますが、これをどうするかはいつも少し迷うところです。
今まで以下のような感じのカテゴリ分けをしていました。

◎Webサイト制作の場合のカテゴリ:
・調査・設計(調査と設計はよく交錯するので同じカテゴリ)
・デザイン
・HTML(ここにCSS/JSも含む)
・システム(CMSとか、フォームとか)
・サーバ・ドメイン
・運用
・全体(その他みたいなカテゴリです・笑)

◎アプリ開発の場合のカテゴリ:
・調査・設計
・開発
・デザイン
・テスト
・サウンド
・サイト
・プロモーション
・相談
・アイデア

なんだかよくわからないし、多いし、種別にしたほうがいいのも混じっている。
そんなこんなで、カテゴリがどんどん増えたり、間違ったカテゴリに入れてしまったり、面倒になってカテゴリつけなくなったりということが起こっておりました。

でも、課題の検索をするとき、カテゴリがあれば、ワンクリックで一覧を見ることができます。
たとえば私はデザイナーなので、デザインに関する課題を一覧で見れるのが素敵だーと、そこに魅力を感じていたのですが、だいたいの場合、むしろ私は「デザインに関する課題」ではなくて「自分が関わる課題」を一覧したいのでした。

そこで今、いくつかのプロジェクトで、カテゴリに「人の名前」を入れてみています。

「担当者」のほうにはメインの担当者を指定し、「カテゴリ」には、担当者も含め関わりのある人全員を選択するのです(カテゴリは複数選択が可能!)。
そうすると、回答や意見を求められている課題や、複数人で対処している課題を見逃すことがありません。

これまでカテゴリに入れていたものは、マイルストーンをやや多めに分割することでカバーしてみたり。マイルストーンもワンクリックで絞り込める部分なので、ちょっと活用されはじめてナイスです。
たとえば「実装」フェーズで、「ほりうち」が関係する課題がどのくらいあるのか、というのが、すぐにわかる。

人数の多いプロジェクトだと、全員をカテゴリに入れるとごちゃごちゃしすぎるかもしれませんが、少人数のプロジェクトだったら試してみる価値はあるかと。
おすすめ。

 
追記:
Backlogの上位プランでは属性をカスタマイズする機能があるので、副担当者みたいな属性を作れたりするのかもしれませんー。いつか使ってみたい上位プラン。