2015年2月13日

デザインがどう変わっていくかを考えるのは楽しい

ビジュアルデザインの話ではなくなってしまった

ここ数年、装飾がどんどん削がれ、デザインがフラットになっていった。みんな同じように見えてつまらなくないか? それが、今後どうなっていくのか、という問いがあった。

【翻訳】ビジュアルデザインはつまらなくなってしまったのか?

興味深いのでちょっと考えてみた。
ビジュアルデザインの話ではなくなった気がするし、問いにも答えられてないがまあいいか。

私はUIはもっともっと研ぎ澄まされていくと思う。
要素はどんどん少なくなって、コンテキストに沿って形を変えてあらわれるようになると思う。

たとえば、朝、ベッドの中で、まだ半分眠ったままTwitterを読むとき、いろんな機能が邪魔で仕方がない。まちがってFavしたり、Unfollowしたり、いつもあぶない思いをする。
たとえば、朝、クローゼットを開けるとき、今日1日の天気と気温の推移が知りたいと思う。そのとき、明日の天気はいらない。でも明日の予定をカレンダーに入れているときは、まるで逆だ。

そういったちょっとした、今こうだったら良いのに、と思うことは、どんどん実現されてるし、加速してきてる。
たとえば、夜になると自動的に黒背景&白文字になって暗い場所で読みやすくなるアプリがあったり、玄関を出るときに傘がいるかどうかを音声で知らせてくれるアプリがあったりする。
そしてApple Watchなどのウェアラブルデバイスもコンテキストを重視せざるを得ないデバイスだから、開発者は真剣に「いつ誰にどこでどう使われるのか」について考えている。

情報は断片化され、今カード上になっているものももっと小さくなって、必要なときに必要な形で現れるようになる。インターフェイスは画面であることも、音声や光、振動、形状であることもあるだろう。
今は人間が学習し機械を使っているけど、機械が学習して私たちの生活に寄り添うようになるだろう。
機械にどう判断して、どう結果を出させるかを考えるのが、私たち作る人の仕事だ。デザインだしエンジニアリングだ。

まったく違う業種の人と話をしていて、どうも人々は大きな危機感を持っているようだと感じることがある。「テクノロジーに強いあなたは生き残れるけど、アナログな私は淘汰されていく運命だ」というようなことを言われたりする。
いえいえ、誰でも使えるようにすることが、作る人たちの使命ですから、と私は答える。
「使っている」ことすら気づかないぐらいに。

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堀内 敬子(ほりうち たかこ)

堀内 敬子(ほりうち たかこ)

デザイナー。iOS/Android/WebアプリのUI作ります。猫好きです。

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